大人だし、表に出していい事と悪い事の区別くらい分かるけど
それは単に、これまでの経験上や社会通念でしかなくって
感情がその通りに動いてくれるかは、また別の問題
調子がいいと思っていても
ほんの少しの感情の揺れは自分の中で増幅されてしまう
こんなややっこしい自分を持て余すけど
そうなれば、やっぱりレキソタンで誤魔化してしまう。
それでは、何かが解決する訳でないことを知りつつ・・・
結局の所、今のあたしには感情を自分で処理できず
抱え込む苦しさを知るだけに、一瞬でも忘れさせてくれる薬が手放せない
小学低学年の頃、隣に座った男の子に手にキスされる事が度々あった
その度にあたしは泣いて「せんせ〜」と助けを求めたけど
教師はその事でその男の子を咎めず、微笑ましくあたしを諭してくれた。
今のあたしにその頃の可愛げはなくなっている
おそらく彼自身もいい大人になり家庭を持ち
その相手は奥さんだったり、子供だったりしているのかも知れない
一方、あたしはいつまでもあの頃の様なまっすぐな愛情を求めているけど
それは、いつも独りよがりや勝手な思い込みでしかない様に思えて
その度に胸の中が冷めてしまい
もう、そんな状況から逃避している方が楽な気がしてならない
大人になるほど、恋は難しいというけど
物分りのいい大人のフリをしようと、嫉妬心を隠そうとしても
あたしの心は、今でもあの子供の頃にあたしの手にキスをした彼みたく
好きで好きでたまらなくって、まっすぐに自分だけを見てくれる相手を望んでいる
そんなあたしの心にも少しでも余裕が生まれ、
大きな心で相手を支えられる人になれるのだろうか?
その時「りんしか居ない」と思って貰えるのだろうか?
こんなあたしを誰よりも愛し、大切にしてくれる人なら
今すぐその胸の中に飛び込みたい。
受け止めてくれるなら、あたしはまっすぐに愛せるはずだから。
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